2011年1月8日土曜日
【css3】ie6/ie7/ie8でcss3を実現するPIE
今回ご紹介するのはなんと、ie6/ie7/ie8でcss3の(一部)サーポートを行えるという
超兵器のようなhtcファイル(中身はjavaScript)です!
■使い方-------------------------------
▼PIE site
http://css3pie.com/
①上記のPIEのサイト右の「Download」をクリックするとファイルをダウンロードできるので、
解凍してできたフォルダを適当名前(pieなど)にする。
②その後、自分のサーバにフォルダごとアップロード
③スタイルシートにてcss3のコードを記述
-webkit-border-radius: 8px;
-moz-border-radius: 8px;
border-radius: 8px;
-webkit-box-shadow: #666 0px 2px 30px;
-moz-box-shadow: #666 0px 2px 30px;
box-shadow: #666 0px 2px 30px;
behavior: url(pie/PIE.htc);
ここでポイントとなるのが最後の行
「behavior: url(pie/PIE.htc);」です。
この「behavior」というプロパティですが
こちらはIE独自のものらしく、IEのみにファイルを読み込ませることができるらしいです。
ここで先ほどダウンロードしたPIE.htcを読み込んでいます。
ファイルのパスも特殊で、cssからの相対パスではなく、
このcssを読み込んでいるhtmlからの相対パスを記述する必要があります。
ようするに今回の場合はhtmlファイルとpieフォルダが同階層ということになります。
PIEの使い方は以上です。
PIEのサイトの方にcss3のジェネレーター(?)がありますので、
そのコードを貼り付けるだけで、ie6以降の全てのブラウザで角丸やドロップシャドウが実現できる・・・!
いい時代になったもんやで。
ちなみにこのサイトのトップページでテスト的に実装しています。
■注意-------------------------------
ひとつ残念なのは、相変わらずオペラではグラデーションがサポートされておらず、
このPIEを使用してもグラデーションを描画することができないことです!
オペラめ・・・
それから最後に、
サーバによってはhtcファイルをデフォルトでは扱えない場合があるようで
その場合はhtcファイルと同じディレクトリに「.htaccess」をおいてあげる必要があります。
.htaccessの中身に
「AddType text/x-component .htc」
を記述してあげる。
▼参考サイト
htcが効かないサーバの場合
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